2014年9月18日木曜日

揺さぶられ症候群に肝を冷やす

昨日妻から「赤ちゃんが落ちた!」と連絡があり、あわてて家に帰った。
落ちたというのは、それまで暴れ狂っていた赤ちゃんを必死で抱っこでなだめていたら、突然落ちるように(気を失うように)眠ってしまった、とのこと。
「たぶん眠ってるだけやと思うんやけど・・・」
ただ、あんまりにも暴れるのであやすほうも必死で揺さぶっていたら、突然がくんと落ちた(眠った)ので、ひょっとしたら揺さぶられ症候群、と不安になったらしい。いつもはそう簡単に眠らず、布団に着地すると目を覚ます、をくり返す我が子が、突然手足の力をばたりと抜いて、おくるみに巻こうが口を開こうが頬をつつこうが布団に投げ出そうが何をしても起きず、だらりと寝こけている。
実際、ぼくも帰ってみてみたらこれがまったくよく寝ていて、頬をつつこうが何をしようがいっこうに起きる気配がない。ただ寝顔は幸せそうで、手足を揺さぶってみるとぴくりと動かすし、薄目をあけたり身をよじったり、体は動かすので、ぐったりしている様子もなく大丈夫そうではある。
しかし妻の言うとおり、「まったく起きない」のは本当で、普段ならちょっと刺激しただけですぐに起きてしまうというのに、今日に限って気持悪いほど目を覚まさない。
二人で「たぶん大丈夫だと思うんだけど・・・」と言いながらおくるみから外したり、もう一度おくるみにくるんだりしてみたが、その間もまったく無抵抗で(!)何事もないようにおくるみにくるまれたまま寝こけている!

***

とそんな感じで2時間ほど様子を見、さらにおくるみをほどいてだのなんだのとしていたらとうとうぱっちりまなこを開き、いつもどおりに元気に泣きましたとさ。

しかしこれも何事も無かったからこそこうやって笑い話になるが、もし何かあって本当に揺さぶられ症候群にでもなっていたらこうして書くこともないわけで、何もなくて良かった良かった。しかし赤ちゃんというのは気を失うように突然寝ることもあるんだなあ。一瞬肝を冷やしました。