
百箇日にはちょっと早いけど、ぼくの母の誕生祝いも兼ねて、赤ちゃんのお食い初めをすることにしました。これがそのお食い初め用の器。もともとはぼくたちが自分のために買った器だったけど、赤ん坊が生まれることが分かったので、赤ちゃんにあげることにしました。予約して到着したものだったので、タイムリーというかなんというか。
外側のいちばん大きな器が汁碗、次がちょっと小さめの飯碗、次の皿に漬物を入れて、小皿は醤油碗、蓋が取り皿として丁度良いサイズで、 この器一式あれば、一生使えるんじゃないだろうか。仁城さんの器は、うるしというより木の器にうるしを塗ったものという感じで、食べた物を入れたまま放置したりしなければ、丈夫だし軽いし割れないので、子供用の器にはもってこいじゃないだろうか。お食い初めの器はうるしを使うらしいので、正式なものではないけれど、めったに使わない正式な器より、これから毎日使ってもらう器で祝いをした方がいいんじゃないだろうかと思うことにしました。

こんなふうにしまうと入れ子になって、蓋も器になっている。お食い初めは一汁三菜らしいからちょうどぴったりかな? 箸も何というんじゃないが一応新しいものを用意しました。子供用に小さめの竹箸です。ぼくらは神道じゃないので(というか何教でもないけど)お宮参りはしなかったけど、子供にとって、生まれてすぐのお宮参りと七五三と初詣ででしかいかない神社よりも、毎日の食べることを大事にしてあげたいと思う。