2012年12月5日水曜日

吉岡商店のふきん



奈良は「ふきん」で有名なのだそうだ。
中川政七商店の花ふきんとか、白雪ふきんとか
いろいろ名前を聞くけれど、僕のおすすめは
吉岡商店の蚊帳ふきん。ほかほ二つも使ったことが
あるが、台拭きとして使うなら僕はこれが
いちばん使いやすかった。
ふきんとして食器を拭いたり多用途に使うなら
花ふきんや白雪ふきんがいいのかもしれないが、
いちばん無骨にガンガン使えるのはこの蚊帳ふきんだと思う。

ちなみに食器を拭いたりするのに使うのなら
くるみの木の和ふきんがいちばん使いやすかった。
あとは普通にさらしとか。
これまでの経験上、いちばん使い勝手のいい布は実はさらしだ。
食器を拭くもよし、せいろにかけるもよし、茶巾にするもよし、
珈琲フィルターにするもよし、何にでも使える。

パッケージに「奈良名産にふきんのニューフェース登場」
と書いてある。変にこじゃれていなくてレトロなのがいい感じだ。
たしか3枚入りで500円くらい。
どこで売っているかとかよく知らないのだが、
僕は直接製造元に行って分けてもらった。
奈良市のお店は本当にここでいいんだろうかと思うようなところで、
おそるおそるピンポンを押して入った。
お店というよりも、ご自宅というか事務所というか作業場というか、
知っていないとなかなか入りづらいところではある。


高級蚊帳ふきん
サイズ 33×30 収縮率約10%
素材 綿50% レーヨン50%

吉岡商店
〒630-8286
奈良市東包永町59-1