
地震があって、うちにも必要かなということで、
非常用ランタンを買った。
懐中電灯ではなく据え置きのタイプ。
まあこんなものかなという感じで、
安いものを買ったのだが
(それでもアウトドアメーカーの商品だった)
あるときふとためしにつけてみたらまったくつかない。
・・・
電池を取り替えてみたがまったく駄目。
買った当初はついたのだが、いったい何時の間に
壊れたのだろう。あいにく保証もちょうど切れた頃だった。
いざというときのためのものが、いざというときには
ただのがらくただった。
結局、もう少しちゃんとしたアウトドアメーカーの
ものに買い換えたのだが、最初からきちんとしたものを
買っておけばよかったなと思うことが侭ある。
UCO というメーカーのもので、足つきのミニランタン。
先を伸ばすと懐中電灯のようにもなる。
前にこりて時々チェックしているが、いまのところちゃんとつく。
アウトドアにももちろん問題ない。
地震があって、非常用のものとか、「もしものときの」
ものを考える機会があって思ったことなのだが、
結局「いざというとき」や「もしものとき」なんてものは
ないのであって、あるのは日常の延長だけだ。だからつまり、
心がけなくてはいけないのは「いつものもしも」「もしものいつも」
なのだと思う。いざというときが来ても、
ふだん出来ていることしか出来ないものだ。