なんちゃって酵素玄米を炊いてます。酵素、というか最近では寝かせ玄米という本も出ている。あんまり酵素という感じはしないので、どちらかというと寝かせ玄米という方が正しい気がする。「長岡式」という気合い入った炊き方もあるみたいだけどぼくのはなんちゃって。電気圧力鍋で玄米と小豆を炊いて保温ジャーにつっこむだけです。3日頃から食べ頃らしいけど、初日はもちろんふつうの玄米なので、その日から食べられます。玄米に小豆を混ぜてスイッチポン、炊けたらジャーにどーん。あとは一日一回かき混ぜて、3日目くらいから「寝かせ」に入ります。保温(75度くらい)しておけばいつまでも食べられて、2週間を越えたくらいからが本当にウマいらしい。ぼくんちはそこまで大量に保存しないから2週間までもたないけど。炊き方というか玄米の質によってできあがりが代わるから、以前食べてた玄米はかなりもっちり度が高くて、皮も強いし、モチを食ってるみたいであんまり食べられなかったけど、いま食べてる玄米はかなりさらっとしていて、寝かせ玄米がふつうのごはんみたいに食べられる。ウマいですよ、これ。白米みたいにパクパク玄米を食べるのがいいのかどうか分からないけど、ふつうに美味しいです。ぼくは毎朝、朝食にこれを食べて、あとは麺とか、白米とか混合。多くて朝と夜2回食べるくらい(朝昼続けては重くて食べられない)。寝かせ玄米の本とか見ると、いくらでも食べてよしと書いてあるみたいだけど、そんなに食べられません(炊き方が悪いだけなのかな?)感覚としては白米の半分くらい。腹持ちがいいけれど、逆に言うと消化が悪い感じ。玄米を食べながら白米を食べると、白米って食べやすいなあとあらためてびっくりする。玄米も美味いけど、白米とは違う美味さだよね。玄米食にすると(寝かせを含む)お通じが良くなる、と聞くけれど、ぼくはもともと通じのいい人間なので、あんまりよく分かりません。玄米よりも葉もの系の野菜をたくさん食べる方がぼくの場合は通じがいいです。あと朝一杯の白湯。果物はあんまり食べないのでよく分かりません。
しかし、寝かせ玄米を最初に発見した人は天才だなあ。玄米に小豆を混ぜて炊くとそれだけでかなり美味いです。もともと古来から伝わる伝統食らしいけど、日々の玄米炊きから解放されるのはそれはそれでラクです。玄米って炊くのにけっこう時間かかるからね。白米ならすぐに炊けるけど。日持ちがするから毎日炊かなくてもいいんだけど、それとはいえ。寝かせ玄米作りに必須なのは、保温ジャーだと思う。こればっかりはやっぱりないとどうにもならない。玄米は何で炊いてもいいから(圧力鍋、炊飯器、電気ガマ、土鍋、オシャレホーロー鍋、等々)、保温ジャーにドーン。ツウは毎日食べられるようにジャーを二つ用意するらしいけど、ぼくは三日くらい休み期間があった方がちょうどいいのでひとつで十分。容量は一升。ぼくひとりしか食べないので、これも十分。マックスで5合くらい炊いて、ゆるゆる、二週間くらいかけて食べきります。炊き方とか分量とかまだ試行錯誤中なので決まった量とかないけれど、だいたいこんな感じで炊いてます。
玄米 4合(うちの鍋は計量カップが200ccなので180ccの4.5合くらい)
小豆 約3分の1カップ
天然塩 小さじ1
水 電気ガマの目盛りで4合よりちょっと多め
案ずるより産むがやすしでレッツトライ。玄米が食べやすくなります。
うちにある保温ジャーはコレ。ほのグレーで意外にスタイリッシュ。スイッチとかなくてコンセントで電源を抜き差し。寝かせ玄米作るだけならこれで十分。