サンラメラ。
名前はなんだか怪しげですが、これ、すごくいいですよ。
デロンギにしようかとも思いましたが、デロンギはイタリア生まれの中国育ちなのと、1200Wという電力がネックだったので、結局こちらに。現物を見られないので、ちょっとアレだったっんだが(ぼくは現物を見て買う主義です)、結果、非常に良かったです。 デロンギのようなオイルヒーターが、電熱線でオイルを温めて結果空気を暖める二段階なのと違って、これは直接、パネル面から熱が出ます。赤くなる電熱線なんかと違って、これはセラミックヒーターというものらしくて、パネルは赤く光りません。だが、ここからじんわり、まさに太陽の光に当たっているようなじんわりしたポカポカ感があって、非常に気持良いです。電力量も600Wで、パワーは足りるのかなと思ったりしましたが、結果、充分足りました。最近の気密性の高いマンションなら、これで充分温まると思う。これを焚いているだけで、赤ん坊の寝ている部屋は、優に20度を越えています。逆に、ちょっと暑すぎるくらい。これを買ってから、赤ん坊が布団を着てるか着てないかとか、気にならなくなりました。これだけあったかかったら、別に着ていなくても。
ただ、戸建ての住宅だったり、木造のアパートとか、気密性が良くないところでは、これ一つでは厳しいだろうと思う。それに、部屋の広さも、あんまり広いとうまく効かない。ぼくらの住んでるマンションは、だいぶ気密性が高いが、それでも6畳くらいが限界かなという気がする。部屋の戸が開いているか閉まっているかで、びっくりするほど温かさが違うので、使うときはきっちり、気密してないと効かない。ただ、部屋をきっちり閉めていれば、部屋のなかはびっくりするほど温かくなる。この真冬に長袖一枚でぜんぜんOK。
エアコンやなんかと違って、 直接空気を暖めるのではないので、温かさが非常に心地よいというか、じんわり、ほっこりした温かさで、まさに日だまりに当たっているよう。デロンギも日だまりのような温かさらしいけど、これはこれで、体がぽかぽかするような、心地よい温かさ。操作は非常にシンプルで、電源のオンとオフだけ。400Wと600Wが切り替えられるだけで、タイマーもなし。というか、一回電源を入れたらそのまま付けっぱなし、という使い方でいいので、タイマーも何も必要ない。ぼくらは外出するとき以外は、ほとんどずっとつけっぱなし。唯一のネックは、パネル面がかなり熱くなることだけど、まあその辺は、赤ん坊が動き回るようになったら、柵でもつけて触らないようにすればいいだけのことであるし。あと、デロンギよりもいいなと思ったのは、非常にコンパクトであること。足元にローラーがついていて、移動もらくちんだし、非常に軽い。たしか、デロンギはけっこう重くて、動かすのが大変だった記憶があるので(人のうちで見て)、その点でもこれにして良かったなと思う。値段はそれほど安くないが、暖房というのはとかく金を食うものだし、デロンギに比べたら、同じ温かさで電力は半分なので、電気代を考えたら、こっちの方がお得じゃないだろうか。
赤ん坊の暖房に使うなら、サンラメラ、まさに最適です。
気密性の高い、あまり広くない部屋で使うのなら、最高におすすめです。