忘備録的にこれまでの流れなど
〜6ヵ月:
近所の歯医者から「7ヵ月までは始めなくていいよ」と言われていたので何もせず
7ヵ月:
おすわりもまだ、もろもろの条件をまったく満たしていないので、はじめる気はまったくないが、まわりからあれこれ言われるので、一度くらい試してみるかと試してみる。しかし口にスプーンを入れられると、渋い顔をして飲み込みもしない。
8ヵ月:
上同様。この頃下の前歯2本がのぞきはじめる。
9ヵ月:
9ヵ月半になった位から急にこんぶをしゃぶるようになる。こんぶに続いてするめも。
10ヵ月:おすわりが出来るようになる。離乳食を食べそうな気配がはじまる。
赤ん坊がこのところ急におすわりできるようになりました。
一週間前に、「おすわりできているかなあ」なんていっていたら、いまではすっかり、気がつくと座っているといった感じで、ちょっと前までは腹這いが基本姿勢だったのが、いまでは座っているのが基本姿勢に変わりつつある。
赤ん坊が腹這いしているのを見ると、そんな体勢でしんどくないのかなあと妻ともども言っていたが、やっぱりしんどいのかもしれない。最近は「こっちの方がラク」と気づいたのか、しょっちゅうお座り。ちょっと前はおすわりしても後ろにどーんと倒れそうだったのが、いまはだいぶ様になってきて、前後に少しくらいぐらぐらしても「おっと」という感じで手をついて持ち直してるんだから大したものだ。老い行くばかりのぼくらとはえらい違いだ。しかしおすわりまで出来るようになったのに、はいはいはまだしない。いや、数歩ならできているし、できかけているんだが、いざ移動するとなったら、ずりばいの方が慣れているし早いらしく、数歩ひざでずりずりと進んだかと思ったら、べたりと腹をつけてずりばいに逆戻りする。しかしそのずりばいの早いこと早いこと。床をまるですべるようにしてやってくる。しかし、うちの赤ん坊は10ヵ月になってようやくおすわりできるようになったが、本当はそんなもんで、世に言われているような月齢は、まだ早いんじゃないかなあ。おすわりできますとお母さんは言いつつ、まだはいはいをしない赤ちゃんを見ているとそう思う。おすありが先かはいはいが先かはよく分からないが、少なくとも寝返り、寝返り返りが出来て、はいはいが出来そうになっているくらいじゃないと、おすわりはできないはずなんだけど。ぼくの読んでいる発達の本によると。
なんだか話がそれてしまったが、おすわりが出来るようになったからと言うんじゃないか、赤ん坊の離乳食もじょじょにはじまってきた。はじめた、というより、はじまってきた、という感じで、親が食事をはじめると、すごい勢いでひざにのぼってくるわ、机にがぶり寄るわで大変なので、気をまぎらわすために口に食べ物を入れてやる、という感じで、はじめるともなくはじまってしまったのだけど、少し前は口に入れてもそのままの形ではきちらすことも多かったのが、最近は食いつきが良くて、「くれろくれろ」という感じで口をぱくぱくするし、口に入れてもけっこう食い散らすこともなく、食べてくれている。今日なんて、青菜の軸を渡してみたら、口でちうちう吸っていたかと思ったら、そのままつるんと、うどんでも飲むように呑み込んでしまったので驚いた。呑み込まないように見ていたんだけどつるんといっちゃったんだよなあ。まだ下の歯2本しか生えてないけど、歯茎と生えかけの歯を使ってうまいこと食べるもんです。
7ヵ月くらいだったと思うけど、はじめて赤ん坊の口に食べ物を持って行ったとき、そりゃあ厭そうな顔をして、しぶい顔でべっと吐き出された。そのあとも時々、様子を見て口に運んでみたりもしたが、やっぱり厭そうな顔をして、まったく食べる気配がなかった。離乳食は「赤ちゃんが大人が食べてるの見て食べたそうにしたら初めてね」とか言われたりしたけど、親が食べているのを見ても、まったくというほど、食べたいそぶりを見せなかった。よだれをつーと垂らしたりするとかいうけど、まったく。ぼくらは離乳食を急ぐ気はまったく無かったけど、それでも「いつになったらこいつは食べる気配を見せるのかしらん」と思ったりしていた。でもそんな親の気持をよそに、赤ん坊は自分の食べたいときが来たら、勝手に食べ始めるもんなんだなあとなんだか感慨深い。
離乳食と言っても、こっちの食事にかぶりついてくるからあげているだけという、大雑把なやり方なので、赤ん坊のために何か作るということは皆無。とりわけ?というんだろうか。いちおう、蛋白質はまだ早いかなと思って避けているのと、親の口に入ったものは、虫歯菌を移すので与えないようにしているくらい。そんなこんなで、なんとなくはじまってしまった離乳食なのであります。