2015年8月4日火曜日

覚え書き:13ヵ月とちょっと

赤ん坊がぐんぐん歩けるようになってきた。

ついこのあいだまで廊下の半分くらいと思っていたのが、いまはすたすた(よろよろ)縦断してくる。やっぱり歩けるようになると人間という感じだなあ。歩く前までは、どれくらいこっちのことを認識してるんだろうと思っていたけど、いまははっきり認識している。目に理性(?)の光が灯ってきたというか。あれこれ声を出して親を使うことも覚えたようで、文句があると声をあげてぶーぶー言うし、「あっ」とか「ふん」とか言って、あれこれ指を指して、「よこせ」とか「読め」とか「くわせろ」と言う。

世話はだんだん楽になってきた反面、だんだん大変になるというのも分かるなあ。これまではごまかし(見せないとか隠すとか)のきいたことが、これからはどんどんきかなくなる。欲しいと言ったら絶対欲しいし、食いたいと言ったら絶対食いたい。ある意味、大人より手加減がないから、これからは親と子の我慢比べだ。「だめなものはだめと言い続けろ」と言うが、それを実行に移すのがどれだけ難しいかというのもよく分かる。くれるまでは泣くし喚くし大きな声は出すし、「静かに」と言っても静かにするわけでもなし。「いまはまだ言っても分からないから」「そのうち言葉で分かるようになるから」と言って大人は渡す。でも、1歳児に言う事を聞かせられなくて、2歳、3歳になったときに、本当に言い聞かせられるだろうか。年を重ねれば確かに言葉は分かるようになってくるし、コミュニケーションも取れるようになってくるので、なんとなく「言ったら分かる」気がするけど、なんとなく疑わしい。「いまは言っても分からないから」ではなくて、「いまでもちゃんと言ったことは分かっている」と思って、少しずつ「だめなものはだめ」と毅然とした態度を親がとる練習をはじめていかないといけないなあ。ぼくらは子どもが可愛くて仕方のない親なので、いまのままだと甘やかして駄目にしてしまいそうな気がする(笑)


いまなんとなく発声で聞き取れる言葉
意味を解してしゃべっているかは不明
・ちょうちょ
・はい どうじょ(どうぞ)
・じょーじゅ(上手)
・よいちょ(よいしょ)
・あっちぃ
・まま ぱぱ まんま
・おっぱーい