あんまり動けないんだが食い意地だけは張ってるので自分でママレード(マーマレード?)を作りました。名前の知らないオレンジ(シナノスイートとかそんな感じ?)が転がっていたので適当にジャム作り。農薬は使っていないであろう、と信じて、皮をよく洗う&一度丸ごとゆでこぼす対策で皮ごと使った。
ぼくはあんまりパンも食べないしジャムなんてどこで使うのか?と思いつつ、まあ腐らせるよりはいいだろう。何に使うとかではなくてただ作りたかったのだ。ゆでこぼすとそれだけで部屋に柑橘のいいにおいがただよい、ゆでた湯を捨てるのももったいない。ほんとはすべてのエキスを使いきりたいんだけどなあと思うのはオレが貧乏性だからなのか。砂糖はひかえず、果実の50%。自家製なのでペクチンの入らない果物と砂糖だけを使った正真正銘のママレード。砂糖は「土の日記」という粗糖を使ってみた。これはけっこういい砂糖なので贅沢品だけどウマい砂糖を使わないとウマいジャムは出来ないと信じる。皮をやわらかくしたいのと、あまり動けないのと両方で、圧力鍋でやわらかくしてから最後少し煮詰めるという行程。ガスの前につかなくても料理が出来るように、と最近マイコン圧力鍋を導入したんだけど、これがものすごく便利だ。ぴっぴっぴっとタイマーをつけたら圧力調理が放っておいて出来ちゃうよ。別に圧力鍋だって使い方は簡単だけど、ガス火だから目を離すわけにはいかないけど、これは放っておいて勝手にやっておいてくれるから圧倒的に便利。圧力鍋って規定時間の調理が終わっても圧力が抜けるまでフタがあけられないから(プラス20〜30分)とくべつ時短ってわけでもないが、材料を入れてスイッチポンで何も手がかからないのは圧倒的に便利。こんなことでもなければ絶対に手に取ることのないアイテムだったけど、電気って便利だなあ。玄米も炊けるし、高い炊飯器買うよりもこっちを買って正解だった。まあ、味の方はそこそこだけど(圧力をかけるよりじっくりコトコト煮込んだ方がなんでもうまい)大豆もスイッチポンで煮えてしまうし、玄米も小指ひとつで炊けてしまうし。炊飯器の内釜のような内鍋がついていて、そこだけ取り外して洗うので取り扱いもラクラク(ただしフッ素加工)。重量も圧力鍋よりずっと軽いのでありがたい。やるなあ、さすが天下のパナソニック。松下電器時代から続くロングセラー商品らしいけど、それだけのことはある。若干オシャレくさくなってるけど、形状と原理は当時からほぼそのまま。電気炊飯器よりもこっちの方がよっぽど便利なんだからもっと宣伝すればいいじゃないかと思うけど、これを売るより高い炊飯器売る方が儲かるんだろうな、きっと。しかしある程度用途を割り切れば非常にすばらしい商品。あと、意外に便利そうなのが、低温調理機能がついてること。低圧高圧調理だけでなくて、75度、85度、95度の低温調理ができて、これってすごく使い手があるじゃないか。コンフィとかガス火で低温に保つのってけっこう大変だ。まだやってないけど、75度23分で温泉卵も出来るらしい。温泉卵ってきれいに作るの難しいもんな。あこがれの温泉卵ライフ。早く動けるようになってやってみたいもんだ。
電気圧力鍋つうのはこれ。