2014年12月8日月曜日

ハンドパワー? あたための不思議

大人だけじゃなくて赤ん坊もこるらしいんだけど、赤ん坊はあたためてあげるとこりがほぐれると聞いて、ここのところ熱心にあたためている。
あたためているとこりがほぐれるというのは以前から知っていたんだが、どういうふうにあたためたらいいのかを最近知って、以来、妻とふたりでせっせとあたためているわけだ。こりをほぐす、というと、マッサージのようなものを想像するけど、そうではないらしい。赤ん坊は大人と違って、筋肉も皮下組織も未発達で、皮膚もうすく、たとえれば全身がまぶたの皮膚のようなものなので、大人にするようなマッサージをすると、逆に組織をいためてしまうらしい。だからあたためるだけでOKなんだけど、そのあたため方も、手の平でさすさすとか、押しつけてあたためるんじゃなくて、「ひなどりをあたためるように」そっとあたためるのがいいらしい。というか、そうあたためないと効果がないらしい。自分の頬に手を当ててみれば分かるんだが、手の平をべったりと押しつけるよりも、触れるか触れないかくらいでさわった方が心地よく感じる。赤ん坊も同じだろう。服の上からさわったりするので、それよりも強くさわったりするが、できるかぎりやさしくというのは変わらない。ちなみに一カ所にさわる時間は3分から5分程度で、それ以上長くさわっても、効果は上がらないらしい。

とまあそんな感じで、あれこれ赤ん坊の気になる箇所をさわりまわってみた。ふれるかふれないかぐらいの強さで、赤ん坊の肌にじっとさわっていると、気功というかハンドパワーというか、なんだか奇妙なことをしている気持ちになるが、別に非科学的なことをしているわけではない。赤ん坊は循環の力が弱いので、外部刺激によって循環を促しているというただそれだけのことだからね。

まあ、そうはいっても、特に効果を期待していたわけじゃなくて、なんとなくちょっとでも効けばいいかなくらいだったんだけど、 なんだかこのところとみに赤ん坊の調子が良くなっている気がするので、ひょっとして、と思う次第で。

たとえば、

・耳の周り、あたまのまわりをやたらとひっかいて、傷だらけになっていたので、なんか耳周辺にあるのかなと、そのあたりを熱心に手の平であたためていたら、 なぜかひっかかなくなりました。

・ほおが妙に冷たい→最近妙に血色が良くなってピンク色のツヤツヤ肌に

・首を熱心にあたためる→見えなかったくびが少しずつ出てくるように

・全体に血色がよくなって、肌の色がまっしろに

これがあたための効果によるものなのか、たまたまなのか、まったく別のものによるのか、真偽ははっきりしないけれど、熱心にあたためていた箇所と 重なるので、ひょっとするとひょっとするんだろうか。ハンドパワー、とか? うーむ。そう思っていろいろ見直してみると、お腹を「ポーン」と手で叩くのは、もしかすると腹のあたり(肋骨のあたり)が気になるからじゃないかとふと思ったので、次は肋骨をねらってせめてみようと思う。