2015年1月27日火曜日

アサヒ軽金属のオールパンが便利すぎる件

ナベあるいはフライパンを買い替えたいと思っているのですが、いま使っているアサヒ軽金属のオールパンというフライパンが便利すぎて、買い替えに二の足を踏み続けているぼくです。いや、じゃあ買い替えなくていいじゃないかという話なんだけど、「もう少しこうしたいな」と思うと、やっぱり専用の道具(鉄のフライパンとか、鋳物のナベとか)の方がいいわけで。だが、そこまでこだわらないなら、いまあるもので事足りる、というしょうもないループを繰り返してるんだな、これが。

というのは、オールパンが便利すぎるからです。万能に近いナベ、というのはこのことで、一人暮らしだとかどれかひとつで事足らせようと思ったら、まさにこれが選択肢のひとつなんじゃないかと思う。なんでも出来る分、なにかが飛び抜けて素晴らしいことはないけど、その辺の安い調理器具を使うのだったら、こっちの方がよっぽどいい仕事をする。ただ、高級ではあるけれど、フッ素樹脂加工で、そのあたりがぼくにはネックで、だから買い替えようかなあと思っているんだけど、そこにだけ目をつぶれば、非常にバランスのいい、使いやすい調理器具です。ちなみに見た目がオシャレとかそういうことはまったくありませんので悪しからず。アサヒ軽金属ってものは悪くない気がするけど、ネーミングとかデザインとか、その辺があか抜けないんだよなあ。センスが中高年的というか。

若干話がそれましたが、オールパンの何が便利かというと、

1、フライパンとして使える
2、底が深めなのでナベ的にも使える
3、フッ素樹脂加工なので焦げない
4、肉だったらほとんど油をひかずに使える
5、無水に近い調理が出来る(少し水を加えて蒸し煮が出来る)
6、底が熱く蓄熱性が良いので厚手の琺瑯鍋的な感覚で使える(ルクルーゼとか)
7、それにしては比較的軽い
8、持ち手が熱くならない
9、蓋が透明なので中が見える、蓋が熱くならない
10、底1センチくらいの油で揚げ物が出来る
11、大きさが絶妙(Sサイズで20センチは1〜2人前に最高)
12、ちなみにパン(ケーキ)も焼ける
13、コメも炊ける
14、頑張れば麺(スパゲティ、うどん、ラーメン)がゆでられる
15、最近気づいたんだけど、アルミの底厚素材なので、これに入れておくと冷凍物(肉・魚・なんでも)の解凍が早い

つまり、これひとつあれば、フライパンとして豚の生姜焼きが焼けて、コメが炊けて、パスタが茹でれて、炒め物が出来て、野菜の蒸し煮が出来て、ちょっとした煮物も出来て、パンも焼けて、揚げ物が出来て、肉や魚の解凍も便利で、まあ要するに万能なわけです。似たような鍋に、アルミの無水鍋があると思うけど、あれはフタもアルミで、取扱に若干、気を使いそうなので(蓋を素手で触れないので)、そういう意味では、こっちの方が気を使わずに使える分、便利だろうと思う。

ただ、フッ素加工なので、強火にかけるのはNG、汚れをそのままにしておくと加工の効果が薄れる、という弱点はあるけど、まあその辺は仕方ないよね。放っておいてもバッチリOKとか、いくらなんでもそこまで便利なものはありえない。ちなみに加工がとれてきたら、工場に直送で5,000円で再加工もしてくれるという、アフターケアもバッチリ。ぼくはいちど、再加工してもらったけど、底までツルツルピカピカに磨き上げられて、新品同様で返って来ました。

とここまで自分で書いてて、やっぱりこれがひとつあれば、ほかのものはいらないかもしれない(笑)