2015年1月30日金曜日

授乳中の食事>ヴィーガン?

授乳中の妻につきあった食生活を送っているため、ある意味ヴィーガンよりもヴィーガン的な生活をしています。どういうことかというと、妻はかなり乳腺がつまりやすい体質らしく(元来腺が細いのだと思われる)、しょっちゅうトラブルが発生して苦労しているので、母乳に良くない物をひたすら避けて食生活を構築していくと、並みのヴィーガンよりも制約のきつい食生活になるんだな、これが。母乳に良くない(腺を詰まりやすくする)食べ物とは、

・甘い物
・粉物
・乳製品
・餅

ざっくり言ってこのカテゴリー四つ。
要するに食べてすぐに母乳へと変換されるものは、乳腺に負担をかけるということなんだろうと思う。

甘い物には、砂糖だけじゃなくて、果糖(果物)も含まれる。厳密にいうとみりんも良くないらしい。あとはちみつとかメープルシロップとか、アガベシロップとか。とにかく糖全般。甘酒はどうなのかな? 甘酒は逆にアミノ酸とか栄養豊富で母乳に良いとも聞いたので、どっちかよく分からないけど、まあ、過剰摂取は良くないという程度で普通に食べてます。というか甘酒なんてそんな大量に摂るもんじゃないですが。そもそも。

それから、すぐに血糖が上がるものの代表格、粉物。つまり、小麦粉がNGなのだ。となると、パン、パスタ・うどん・ラーメンなど麺類全般が駄目となり、ケーキ・クッキー・ビスケットなどお菓子なんて言うまでもない。たこ焼きも駄目だしお好み焼きも駄目、パンケーキなんて絶対駄目だな。

そして乳製品、バター・チーズ・ヨーグルト・生乳・生クリーム。西洋料理がほぼほぼアウト。

それから、母親が食べたものは母乳に移行する、というわけで、赤ん坊にあまり刺激が強い物はよろしくなかろう、と考えると、アルコールはもちろんだけど、カフェインも避けた方がいいかな、となり、あとは、唐辛子などの辛い物、刺激の強すぎるスパイスなんかを避けると、キムチ、カレーもノットグッド。

とここまで来ると何食えばいいんだという話だが、要するに日本人が古来から食べつないできたものが、母乳にはもっとも良いらしい。つまり和食が、ということ。母乳にいちばん良いのは白米で、さらに言うと、白米よりも雑穀が良いらしい。麦とか、粟とか、ヒエとか。あとイモも良いらしい。野菜はOKで、なかでも特に根菜がいい、という。トマトやナスみたいな夏野菜よりも、体を温める冬野菜がいいらしい。大根とか、人参とか。海藻もOK。

というわけで、ぼくらはここ半年ほど、パン断ち、メン断ちの生活をしているが、別にこれ、慣れれば慣れたで、それなりに快適です。肉魚は食べているし、野菜は問題ないので、特に食生活が狭まったという気はしない。若干偏っているな、とは思うけど。ヘルシーな方向に。

米あるいは雑穀米あるいは玄米と、干物の一匹でも焼いて、あとは味噌汁。典型的な和の食事を摂っていれば食べるものにはそれほど困りません。