2015年4月27日月曜日

TUKIのパンツ



TUKIのパンツをはじめて知ったときは衝撃だった。
TUKIあるいは原田服飾研究所。
岡山でパンツを専門に作っているメーカーということしか知らない。
ユニセックスのパンツで、サイズで男女が分かれるらしい。

ぼくが買ったのは「パジャマパンツ」という名前のパンツ。
コレクティブルというほどではないのかもしれないけど、タグに通し番号が書いてある。色は濃紺で、あまり厚手ではない綿生地で、不思議なシルエットになるワイドパンツ。色のせいもあるけれど、どことなくモンペのような感じがする。着ていて楽な服だ。体になじむというか。縫製が立体的な作りになっていて、動きやすいつくりになっているんだろうなあ。

毎日よく着ていたので、裾を自転車に噛んだり、ボタンを引きちぎったり、いろんなトラブルでぼろぼろ。デニムのような厚地ではないけれど、丈夫な綿を使っているんだろう、ぼろぼろにはなっているが、ぎりぎりで味を保っている。こういう服を着ると、天然繊維のものは、着こんでいっても、ぎりぎりで雰囲気が出るものだなあ。これが化学繊維だったら、ただみすぼらしいだけになる。

ぼくが持っているのはこの一着だけだが、ほかにデニムとかもあるようなので、別のものも試してみたいなあと思う。