2015年11月12日木曜日

子供の靴の話

先日、我が子の足のサイズを測ってもらいました。
1歳4ヵ月の現在、足長(縦のサイズ)は11.5、足囲(周りの長さ)は12cm、靴は1センチほど捨て寸を取るので、サイズとしては、12.5cm の 2E。足の形は、日本人によくある四角い形の足なので、アシックスのスクスクがいちばん足形に合っているだろうとすすめられました。

そこでさっそく、近場のデパートの靴売り場に出かけて、アシックスのスクスクの12.5cmを買い求めてみたのですが。

ですが。

これが、アシックスに変えた途端、急に転ぶようになってしまいました。
その道の人にすすめてもらった話なので、きっとそれが正しいのだろうと信じたいところなんだが、これまでの靴の方が履きやすそうにしていたのはどういうことなんだろう。うーん。「まだ歩き始めたばかりだからハイカットを!アシックスを!」とすすめられた通りのものを選んだはずなのにこれはいったい・・・

しかし、スペック的には最高なのに使い心地はいまいちなんて、よくある話だよね。スペックで最高(に見える)ものが、実際にはいまいちなんて、まったくよくあること。それに、おすすめされたからアシックスを買ってみたけど、じつはぼく、アシックスあんまり好きじゃないんだよね笑。靴に関しては、圧倒的に外国靴、特にヨーロッパ靴が最高だとぼく自身、これまで履いてきた靴の経験から強く思う。日本の靴の歴史なんてたかだかここ百年のもの。靴を作る歴史においては、欧米に遠く及ばない。実はこれまで子供が履いてたのは、ヨーロッパ靴。スペック的には、ハイカットじゃないし、足の形もあんまりあっていないし、中敷もとりはずせないし、よろしくない点がごまんとあるのだけど、それにも関わらず、こっちの靴を履いている方が、圧倒的に転ばないのである!

足によい(はずの)転ぶアシックスか、足にあんまりよくない(と思われる)転ばないヨーロッパ靴か。どちらかを選べと言われたら、ぼくはつい転ばない方の靴を選びたくなるんだけどどうだろうか。

靴としてはぼくから見てもアシックスよりヨーロッパ靴の方がいいよなあと思うんだけど、悲しいかな、ヨーロッパの靴って、日本人の足の形にはあんまり合わないんだよね。あっちの人は細長くて人差し指が長い形の足の人が多いみたいだけど、日本人はぼくらの子供がそうであるように、びろんと横に足の形が多くて。もちろんヨーロッパ靴とひとくくりにはできないわけで、いろんなタイプの靴があって、もちろん幅広足に合わせた靴だっていくらでもあるんだけど、日本国内にいたら、そんなにいろんなタイプの靴が身近で見られるわけでもなし、なかなか手に入れるのは難しい。オンラインなら買えなくもないだろうけど、 なにしろ靴だから、実物を見ないことには話がはじまらないしなあ。

とりあえず靴に関してはあんまりせこいことは言わず、あれこれ試してあげようと思っているけど、そうは言っても限界はある。痛しかゆしでなかなか難しいものである。